2012年04月28日

市民と科学者の内部被曝問題研究会 総会&シンポジウム

4月22日に『市民と科学者の内部被曝問題研究会 総会&シンポジウム』が開催されました。

iwjで動画が公開されていますので、是非ご覧ください。



特に1時間41分からの小児科医 山田真氏、1時間58分からの函館の内科医 堀口氏、2時間7分からの千葉の内科医 柳沢裕子氏、2時間22分からの水俣の内科医 板井八重子氏を是非ご覧ください。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/12438

沢田昭二(物理学者)         「放射線内部被曝研究の現状と課題」
矢ヶ崎 克馬(物理学者)        「内部被曝の基礎」
大沼 淳一(市民放射能測定センター) 「食の安全、データの正しい評価」
岩田 渉 (市民放射能測定所)      「フクシマの第一線から」
山田 真(小児科医)         「子どものいのちを守るために」
堀口 信(内科医)          「遠隔地で福島からの避難者に寄りそって」
柳沢 裕子(内科医)         「相談現場から」
板井 八重子(内科医)        「ミナマタからフクシマへ」
石田 伸子(子ども全国ネット)    「フクシマからの声」

以下は私のお友達がツイッターや動画からまとめてくださったものです。

■ 大沼淳一(市民放射能測定センター)「食の安全、データの正しい評価」
・底ものは汚染値変わっていない。ヒラメカレイなどなど。計れば計るほど出る。
・愛知県の衛生研究所はエライ!! ストロンチウムも長年測定してた。貴重なデータ。
・青年の家みたいな公共施設に1万人の子供たちを担任教師の引率で40日間30万人を年間2回保養させることができる
・年に2回、40日の避難で子供の被曝量は半減する。
・同じ事は戦時下にそれ以上の学童疎開を即座に実施している。
・「引受けるのは瓦礫でなく、子供達だ」
・学童疎開、戦時下に23万人が二ヶ月で移動

全国に測定所が80くらい立ち上がっている。測るためにはボタンひとつだが、データ解析は専門家が必要。
月100件 年1200件 x 80箇所で 96000件  117000件(国)
ベラルーシ3万件/日 検査されていること。

■ 岩田渉 市民放射線測定所   福島に入って活動  フクシマネットワークと
 この期に及んで給食は地産地消におかれていた。
 未だに不安を煽るとか、風評被害だとか。責任を被害者に押し付けることに。
 福島市校庭 爆発当事 放射性ヨウ素300万ベクレル/m2くらいであっただろう。
 飯館村酪農家にインタビュー 一ヶ月で5mSv被曝
 食品測定ワークショップ
 有機農業の今後
 福島高校科学部
Total cesium emission in one hour (放出続いている)
on 2012/01/29 72,000,000Bq/h
on 2012/02/27 10,000,000Bq/h
4号機が倒壊しても避難プログラムがあるのか。
To the ocean 5600TBq of total cesium have been diffused into the ocean
チェルノブイリとの比較 37000Bq/m2以上(管理基準) 福島1/3くらい ベラルーシより多い

■ 山田真 (小児科医) (子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク代表)
 4/28 いわき市で健康相談会開催 定員70名に対して21名参加

・福島ではほとんど子供の診察をしていないのが実情。福島に行くと思ったことがほとんどできない。(絶対に疫学調査が必要。何かが起こっていると言えない。)
検査だけして、何もコメントをつけない。全部無駄になっている。推測できるデータを持っていない。許容量というものは言えない。
内部被曝のしきい値など、恣意的な物で、やむを得ず決めた物に過ぎない。定量など、誰にもわからない。
・国に求めてやらせるしかない。調査をさせ、全てのデータをオープンにさせる。
・福島の医師会は特別。福島市内は大丈夫と抑えることが県や国の目標であろう。
福島の今の状態は7月ぐらいから戒厳令というか自由にものが言えない状態になっている。
・渡利地区で相談に来たおじいちゃん、室内で20μSVくらいあるところがある。そんな地獄のようなところに孫と二人で住んでいて、自分が甲斐性がないためにと嘆かれた。大変な線量の中で生きておられる方が。気にすると生きていられないので、気にしないように決めてしまった人が多い。何でもないという事が将来大丈夫だと言われてしまうことは非常におそろしいことだから、何でもないと言われることは将来を補償されることではないことを。
相談会に来る方が段々少なくなっている。相談しても何も得られるものが無いからではないかと重い気分。
・東京でも相談に来る人が少ない。福島出身であるというと差別される直感。これから生きていくうえで、どんなことが起こりそうか分かっておられるのではないか。
・時間をかけてのコミュニケーションが必要。すべての方になんらかの対応ができれば。

■ 堀口信 (函館 内科医) 
「北海道で健康診断。県外避難者に対しどういう形でサポートすればいいかと思い参加。1800人の福島からの避難者。鼻血、下痢、リンパの腫れ、脱毛、吐き気、首のしこりetc」

・「子供を被曝させてしまった」という後悔に苛まれている人が多い。後悔している場合ではありません。貴方は悪くない。被曝症状を語れないのには、差別以上に受け止めて貰え無い暗黙の不安の方が大きいと思う。
北海道で健康診断。爆発直後外に出てた。鼻血、腹痛、嘔吐、風邪治らず、蕁麻疹、口内炎、アレルギー結膜炎、脱毛、首のしこり、免疫弱くなった等。子供を被曝させたという後悔、福島に残した家族の心配など。圏外避難者が相談や受診できる様にしてほしい。
被曝かどうかの議論は後でいいんだと思う。今は現実に軽くない病気の人がいるんだ。

■ 柳沢裕子(千葉県 内科医)「相談現場から」命を守るという側で医者の団結を作らないと内部被曝の隠蔽は変えられない」
・命守る医師の立場が安全か安全じゃないか大きく二分してしまってる。数人でも話はできるし命を守る側の医者の団結作りたい。内部被爆隠蔽、くつがえしていかなければ改善はできない。
・「取り越し苦労も」「呑気な不作為」も解決するのは「情報公開」と「徹底した検査と調査」しかない。行政や医師は真摯に考え無くてはならない。

■ 板井八重子(水俣 内科医)「ミナマタからフクシマへ」

・医師3年目で水俣の診療所へ。それから20年。胎児が水銀に汚染され流産や死産があるのではと発表した人がいる 問診だとその例多かった。
・往診してた胎児性患者さん29歳で亡くなった 解剖させてもらったら後頭葉への水銀沈着。腎臓尿細管にも。
・「メチル水銀の胎児への影響。劇症患者が発生していた2地域。9人の子を妊娠した女性。最初の子と7番目(妊娠中もその後も魚食べなかった)子だけが元気でそれ以外は流産」
・「異常妊娠率、二地域と非汚染地域と比較。汚染地で26%もの断トツの異常妊娠率が見られた。濃厚汚染時期とそれ以後も異常妊娠率が高い。事実として被害があっても疫学で証明難しい」
・「疫学研究における因果関係の証明」の困難さ・・ 胎児性患者として産まれることさえできなかった数をどうひろうか
水俣も、魚介を大量に摂取していた人から健康被害が発生し始め、何年か経ってから海岸から離れた居住者にも出た。多分放射能も同じだ。
・濃厚汚染時期と胎児性患者グラフ ドットはへその緒のメチル水銀量 異常率をグラフにすると濃厚汚染時期の後にもピークが一旦減るのは生まれてないから
水銀の為に妊婦のマグロの摂取規制があることをあまり知られていないと思うが、その一方でマグロの線量が検査されていらいということはもっと知られていないのではないだろうか。
大きな魚を敬遠しても ツナ缶には油断する。

■パネリスト最後は、石田 伸子さん(放射能から子供を守る全国ネットワーク事務局) 「フクシマからの声」

・子ども達を放射能から守る全国ネットワーク「サロンや健康相談会を開いている。ママレボという本を発行。ママレボリューションの略。報道は学校再開、桜が咲いて良かったねと一面化してきてる
・内部被曝研を転機にしたい 千葉では0.23μ以上は除染と言ってる 福島だと庭が10μ、子ども部屋は0.7μだったりする 国はどういう基準なのか。
・放射線管理区域では○○ダメと決まっていて、それがなくなったワケではないのに。2.7μ以上は妊婦子どもは避難と そんなに高くないと避難できないのか。
・福島市内では、どんなに線量がたかくても、避難勧告の指定がされない。経済的な思惑からのWスタンダード基準、それが1年以上続いている。子どもの避難もなされないまま。
・突然公園に除染残土が捨てられてたり 地産地消を積極的に勧めてる地区も 親の声を聞く機会をもうけて、と言っても反対多数で否決。
福島は庭が10マイクロなどざら。命にかかわる基準。震災前は放射線管理区域人々は守られて来た。事故が起こったとたん我慢させられている。経済優先で人口の多い所は避難指定されない
・お母さんたち、次から次へと問題が起こるたびに訴えるけど門前払い
福島の病院にあるwbcの購入経緯を誰か調べた方がいいと思う。
郡山で健康相談会に参加、親御さんが持ってこられるデーターはセシウム134,137それぞれ検出限界が300ベクレル。それで預託線量はこれこれだから安全という。ひどい話。
・(この状況では)負けちゃうか開き直るかどっちかしかない とお母さん達の声 安全危険で分かれてるのでない 笑ってれば大丈夫と思ってる人いない。
・「安全神話で笑っていれば健康だなんて思ってられない。毎日の水、食べもの、運動会に出すか、遠足に行かせるか考え続けるのは辛い。どうでも良くなる。開き直らないとやってられなくなる」
福島県がセシウムの検出限界値を300ベクレルと高く設置して子どもを診断して不検出と安全という。
「500万円かけて測定器を買った人が居る。近所の農産物から出ちゃう。すると、『なんでそんなもん測るんだ』と言われ、なんとなく測れなくなる」
「高校生が相馬でボランティアで復興に尽くそうと行こうとするが母が止める。親子で対立が起きる。立派な娘さんですね、というとお母さんが泣く。学校が安全だと強力に子ども達に教える」
「学校が安全だという事を子供達に教えている。」
・福島の子供達にこれから何が起きようが、国は放置する。水俣に学べ
・政府の言い分と、勉強して知った被曝の見解に大きな解離がある
・最初の半年で26万人減少の日本。5年後10年後、とんでもない事になってても不思議じゃない。福島、何万人減れば廃県となるのか?






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2012年04月27日

「条件付き受け入れ」 川越市 がれきで正式回答

「条件付き受け入れ」 川越市 がれきで正式回答
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20120427/CK2012042702000118.html?ref=rank
東京新聞より。


東日本大震災で発生したがれきの広域処理問題で、川越市は二十六日、条件付きで受け入れる方針を県に正式回答したと発表した。川合善明市長は先月、がれきの受け入れ表明を求める市議会の決議を受け「前向きに検討したい」としていた。

 川合市長は「(放射性セシウムの)基準値を超える焼却灰が出た場合、がれきの発生地か国が引き取ること」を絶対条件としていた。だが回答では「国の基準値(一キロ当たり八〇〇〇ベクレル)では民間の最終処分場やリサイクル工場での処理が困難」とし「一定以上の放射性物質が検出された場合は、国が責任を持って対応すること」と条件を引き上げた。

 市は焼却残渣(ざんさ)に含まれる放射性物質の「一定以上」の基準値を独自に設ける方針で、基準値によっては受け入れが困難になる可能性を残している。

 市は本年度に見込まれる焼却残渣約一万トンのうち、約五千トンを民間リサイクル工場に回す計画だが、「震災がれきを焼却した場合、受け入れ先を見つけるのは困難」としている。 (中里宏)

posted by ぱわふる at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 埼玉県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

がれき広域処理問題(川崎教育会館) 池田こみち・奈須りえ講演会

池田こみち 広域処理の必要性・妥当性・正当性の関連からの評価 E-wave




奈須りえ 災害廃棄物広域処理の課題〜政策評価の観点から〜 E-wave




がれき広域処理問題(川崎教育会館) 池田こみち・奈須りえ講演質疑 E-wave





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