2012年04月27日

今、東日本で何が起きているか(1)

私のお友達の協力を得て、311以後生活がどう変わったか、どんな体調不良が起きたか、また今も続いているかを書いていただきました。

東日本の方の生の声をどうぞ聞いてください。

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東京23区内 50歳代 女性

1・311後、生活がどう変わったか。

被ばくを避けるために、衣食住すべてが「放射能シフト」しました。とくかく、そのための時間と手間が大変です。

◆衣 服は毎日洗濯しないと金属臭を帯びます。家で洗濯できないものは極力着ないようになりました。コートなどは玄関にかけ、頻繁にクリーニング。今年の冬は家で洗えるダウンコート利用。引き出しの衣類も洗濯後はすべてビニール袋に。

◆食 西日本や外国の食材を求めて買い出し、もしくはネットで取り寄せが必要となったためエンゲル係数が上がってます。水は、RO浄水器設置し、ペットボトル水と併用。これにも費用がかかります。

◆住 水拭き掃除が基本。掃除機はホコリ(セシウム等を含む)を舞い上げるのでほとんど使わず。外から来る宅配物も金属臭を帯びているので、外箱から水拭きする必要があり、非常に疲れます。雑巾をどれほど使い捨てたことか。郵便物も新聞も新刊書も、家の中でホコリがついている本や衣類もすべて金属臭を帯びるようになっています。家の中でもマスクなしには過ごせません。就寝中もマスクです。

2・どんな体調不良が起きたか。また今も続いているか。特にお子さん。

◆自分の症状ですが、3月〜7月くらいまでは、外で1時間以上過ごすと翌日必ず下痢し、その後も軟便状態が長く続きました。極力タクシー移動にしました。

◆311以後初めて窓枠を掃除したとき、素手で水拭きしたら指の皮膚に小さな穴がいくつもあき、そのあと数日間ボコボコに腫れました。またその際、マスク越しに吸い込んだものが鼻を刺激、鼻血が出ました。掃除の翌日は下痢。

◆私と息子(18歳)は5月くらいから目の飛蚊症が増えました。

◆付き合いの外食でコース料理(自分で食材を選べないタイプ)を食べると、翌日下痢した経験は何度もあり。

◆腕や足に不可解な紫斑が出来たこと2回。また片足に結節性紅斑のような腫れがいくつも出来たことも。いずれも生まれて初めてのもの。

3・どんなことで苦労しているか。(水や食べ物なども含めて)

◆放射能のない安全な食材と水の確保。安全な食材にしたら下痢しなくなったので、これができるかどうかが自分の生命線。

◆家の中での放射性物質との戦い。ホコリはすべて放射性物質を帯びているので、拭き掃除、本棚の本の処分、衣類の隔離、買い物の拭き取りなど、本当に大変。
(なお、線量計で測定すると家の中の放射線量は東京都発表の数値の2〜3倍が実態。家の中はモノが多いので、モノに付着した物質の数値が反映される。とくに繊維と紙類。衣類、カーテン、書籍や雑誌、新聞紙、書類などは放射性物質を帯びやすい。このあらゆるものとの戦いです。吸い込みによる内部被ばくが一番こわくて、0.1μSv台の外部線量を浴びること自体は、もうあきらめています。)

4・東京が瓦礫を受け入れて焼却しはじめてから、どういう影響を受けているか(体調も含めて)

東京都のごみ焼却灰や下水汚泥に非常に高い放射線量が報告されるようになった昨年5月末から、大気の金属臭がひどくなりました。当然、家の中にも侵入してきて今のひどい状態があります。放射性物質を帯びたゴミの焼却によって、非常に細かい粒子や気体などが再拡散して、2次汚染が進行しているのではないかと想像してます。実態を調査してほしい。ここに東北の瓦礫焼却が加わっているので、環境中の放射性物質はさらにその分だけ増えているはずです。とにかく「燃やすことは絶対ダメ」です。せめて隔離して埋め立ててほしいです。人が大勢住んでいる都心で焼却していること自体が信じられません。

(福島と違って東京は何も注意喚起されていないので、昨年秋くらいまでは子どもたちは砂場で平気で遊んでいました。秋以降、保護者たちの要求でやっと調査され、0.23μSv以上の砂場は砂の交換となりましたが、23区では交換されたものが多い。それほど汚染されていたのです。が、対策があまりに後手なので、すでに子どもたちは多く被ばくしていると思われます。)

5.安全な食べ物や水をどうやって手に入れているか。

大きなバッグを持って都心のスーパーやアンテナショップを回り、西日本や外国食材を探して歩きます(親から聞いていた戦時中の買い出しを思い出します)。足りないものは、放射線検査をしている食材宅配や、ネットで探した九州の宅配などに頼っています。

6.移住希望の方の場合、それの足かせになっているのは何か。

家族、学校、仕事。家族に病気があるので、簡単に医者を変えるわけにいかずネックです。 また、高齢の親がいたり、仕事のつてがあったりと、今の生活すべてを捨てざるを得ないことへのためらいがあります。本当は、掃除や食材確保に明け暮れ、それでも多分内部被ばくをし続けている生活から自由になりたいです。




シリーズとしてこれからも東日本に住む方の生の声をアップしていきます。



posted by ぱわふる at 20:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 放射能汚染 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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