2012年05月01日

震災がれき処理で環境省が説明会―熊本県

http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001204270003
2012年04月27日朝日新聞デジタルより。

熊本説明会.jpg


東日本大震災で生じたがれきの広域処理をめぐり、環境省が(熊本)県内の市町村を対象に初の説明会を開いた。出席者からは、がれきの運搬費用や処分方法について質問が相次いだが、環境省側からは具体的な説明が乏しく、自治体関係者の間には戸惑いが広がった。

 説明会は(4月)25日、益城町であった。蒲島郁夫知事が国に説明の場を設けるよう求めたのに応じて開かれたもので、市町村から担当課職員ら約100人が出席。九州地方環境事務所廃棄物・リサイクル対策課の中村宏課長から説明を聞いた。

 中村課長は津波によって岩手県で通常の約11年分、宮城県では約19年分のがれきが発生したにもかかわらず、現時点では約9%しか処理が進んでいない実態を紹介。がれきの安全性を示したうえで、「受け入れにはご苦労があると思うが、国がしっかりとサポートしたい」と理解を求めた。

 出席者からは「がれきの焼却灰が埋め立て後、地下水に影響を与えることはないか」「がれきの運搬費用はいくらか」などの質問が出た。これに対し、中村課長は「計算上は安全」「資料がない」といった説明に終始。県が事前に示していた約20項目の質問についても「被災地は早期のがれき処理を望んでいる」「詳しくはホームページを見て」などの返答にとどまった。

 県内で廃棄物の処理量が最も多い熊本市は「がれきの放射線濃度はわずかと言うが、どれだけの量を受け入れるかで問題は異なる。なぜ受け入れ総量の議論がないのか」とただしたが、具体的な回答はなかった。

説明会後、同市の担当者は「目新しい情報は得られなかった」。別の市の幹部も「『安全、安心』の根拠が分からない。国は本当に広域処理を進めたいのか」と疑問を投げかけた。(安倍龍太郎)


広域処理は必要か 同省に聞く

 なぜ、がれきの広域処理が必要なのか。説明会で出た質問をもとに、環境省廃棄物対策課に聞いた。

 Q 国はがれきの処理を3年間で終わらせる計画。期間を延長すれば、被災地で全量を処理できるのでは?

 A 被災地では仮設焼却炉を約30カ所に整備しているが、処理が追いつかない。処理が長期間に及べば、企業誘致などの経済活動にも支障をきたし、復興の妨げにもなる。

 Q 被災地から遠く離れた九州で処理する必要があるのか?

 A 岩手、宮城両県は計約400万トンについて広域処理を希望している。一方、受け入れのめどが立っているのは約100万トン。地元では仮設の焼却炉で対応しているうえ、隣県での受け入れにも限界がある。焼却炉の増設よりも既存施設を使わせてもらったほうがコストも安い。

 Q 熊本までがれきを運搬する費用は?

 A 受け入れ量や距離、交通手段によって異なるので即答できない。

 Q 焼却灰の放射線濃度は1キロあたり8千ベクレル以下であれば安全と言うが、受け入れ総量が多ければ放射線量が多くなるはず。総量の基準は?

 A そのような声はあるが、基準はない。日本人が日常生活で大気や宇宙から浴びる年間の放射線量は世界平均の2.4ミリシーベルトに対し、1.48ミリシーベルト。仮に最終処分場の作業員が1日8時間の労働時間のうち、半分を8千ベクレルの焼却灰のそばで作業したとしても被曝(ひ・ばく)線量は最高で年間0.78ミリシーベルトだ。これを足しても世界の自然放射線量の平均より低い。灰を50センチ以上の土で埋めれば放射線をほぼ100%遮蔽(しゃ・へい)でき、住民への影響もない。

 Q 熊本は地下水が豊富。焼却灰が地下水などに漏れだすおそれは?

 A 基準以下の焼却灰は通常の埋め立て処理ができる。処分場は汚染水が土中にしみ出さない構造だが、焼却灰が水と接触しないような埋め方をしてもらい、付近のモニタリングを徹底していけば問題はない。

 Q 仮に実害が出たら国はどう責任をとるのか?

 A 広域処理をお願いするがれきの放射線量は微量か不検出。被害はないと説明している。当然、風評被害などを招かないように情報発信には力を入れたい。


責任のとり方を聞かれているのに、ずれた答え。
責任をとると言えないからわざとずらしたのでしょうか?


posted by ぱわふる at 20:18| Comment(0) | TrackBack(0) | がれき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。