2012年05月08日

萩市の瓦礫に関する動き

萩市の瓦礫に関する動きについて検索したところ、こういうブログを見つけました。
萩市議 関 伸久さんのブログで経緯を知ることができます。

こういう正論をきちんとおっしゃる議員さんが萩市にいらっしゃることがとても心強いです。

明治維新胎動の地「萩」で想ふ「関 伸久」のつれづれブログ
http://ameblo.jp/nobuhisa-seki/entry-11201601767.html



東日本大震災のがれき受入れに疑義を呈した理由(パート1)
http://ameblo.jp/nobuhisa-seki/entry-11201601767.html
2012-03-23 21:40:47 posted by nobuhisa-seki
テーマ:萩市議会通信

昨日、萩市議会の3月定例会が閉会となりました。

この3月定例会は来年度(平成24年度)予算を審査するとても重要な定例会となりました。
そして、弥富診療所の入院施設を再設置して欲しいとの請願もありました。
昨年の3月定例会では今年度(平成23年度)予算に反対しましたが、
今回は特段の問題もなく、すべての予算について賛成しました。

今後、折りに触れて目玉の事業内容や請願に対する小生の考えについて
このブログで触れていきたいと思います。

さて、今日お伝えしたいことは、この予算にかかわることではなく、
この3月定例会最終日に議員提出議案として、本議会前の全員協議会に
諮られたある議案についてです。

その議案のタイトルは、こうあります。

「東日本大震災で発生したがれきの受け入れに関する要望決議」

そして、その内容はこう締めくくられています。

「・・・通常の廃棄物相当と判断されるものについての受け入れに対する
自治体への協力を求めるなど山口県の積極的な対応を要請します。」と。


要は、萩市議会として、東日本のがれきを積極的に受け入れる用意があるとの発信です。

この議案については、かなりの違和感を感じたことから、疑義を呈し、結果として、この3月定例会での議案上程を取り下げてもらいました。

しかし、この議案の提出議員サイドは4月にも臨時議会を開催し、この議案の採決を諮る(賛成に持ち込む)考えです。

なぜ、小生がこの議案に違和感を感じたのか。

これについては、明日以降のブログで詳しくお伝えしていきたいと思います。



東日本大震災のがれき受入れに疑義を呈した理由(パート2)
http://ameblo.jp/nobuhisa-seki/entry-11204998137.html
2012-03-27 11:43:54 posted by nobuhisa-seki
テーマ:萩市議会通信

東日本大震災のがれき受入れに対する違和感。

その一つは、予算の編成権、執行権を持たない議会が「がれき処理」を積極的に取扱う異常さにあります。

この国の地方自治は首長をはじめとした執行部と議会の二元代表制を基本としていますが、その役割は大きく異なります。

予算の編成、執行権を有する執行部に対し、議会はそれを審議、決定する役割を担っています。

仮に東日本大震災のがれきを受け入れることになれば、予算措置、そして執行は必ず伴うことから、これを議会主導で要望するとなれば、モニタリング(監視、牽制)の機能は失われてしまいます。

そして、ここで重要なポイントは、予算の編成、執行権を有する執行部がこの問題をどう考えているかが伝わってこないことです。

つまり、萩市の首長である野村市長がこの問題をどう考えるかが、極めて重要だと考えます。

それは、市民も望んでいると思います。

そういう意味では、この問題は議会主導で行うよりは、その必要性があるのであれば、執行部が予算提案し、議会が判断するといった従来通りの議決が望ましいと思います。

ましてや、この問題は現在、日本全体を巻き込む程の極めて重要な問題です。

執行部と議会の審議により、より慎重に、そしてより民意を反映させた意思決定でなくてはなりません。

次回は、このがれき受入れについての個人的な考え方をお伝えして、このコラムの最終回とします。


東日本大震災のがれき受入れに疑義を呈した理由(パート3)
http://ameblo.jp/nobuhisa-seki/entry-11209487444.html
2012-03-31 22:09:59 posted by nobuhisa-seki
テーマ:萩市議会通信

このコラムの最終回となる今回は、がれき受入れに関する個人的な見解を示しておきます。

東日本大震災のがれき受入れは、今、全国的な話題となっています。

地方議会の3月定例会に合わせて、この決議が全国で諮られた為、マスコミ等を通じ、大きく報道され、みなさんの知る由となりました。

まずは報道のあり方についてです。

この期間における報道のスタンスとして、がれき受入れをしないことは「悪」だとする論調が多く目につきました。

被災地の復興を行うには、がれきの早期の処理が必要であり、それを全国の自治体が態度を率先して表明し、行動をするべきだと・・・。

これは地方自治を完全に無視した論調であり、与するに値しません。

いつかのコラムでもマスコミのあり方を論じましたが、ちょっと一方的な印象を受けました。

次に民主党政府の対応の遅さです。

東日本大震災のがれきを広域処理する為の協力要請は各都道府県知事宛に内閣総理大臣の名前で3月16日に行われています。

震災から1年を経過してからの要請は、それが良いか悪いかを別にして、あまりにも遅すぎます。

そして、次に萩市議会の対応です。

3月定例会最終日の本会議前の全員協議会で、この問題をはじめて協議しました。

かくも重要な議案が当日の当日になって、議員に諮られる・・・。

会派の代表ですら、当日まで知らなかったというあり様です。


それでは、いつ、この問題について、市民の声を聞くのでしょうか

議決の後では遅すぎます。


この全員協議会の場でも、市民・住民のコンセンサスは得ているのかとの発言もありました。

また今回のがれき処理は、放射能による汚染リスクもあることから、拡散させず、集中して処理すべきだとの指摘もありました。

そして、小生からはなぜ急ぐのかということを問いました。


国からの具体的な説明は3月26日に行われるとのことでしたので、その説明を前に議決を諮るというのは、少々拙速な感がします。

進取の精神には敬意を払いますが、今回は複雑な問題が介在しています。

最初に手を挙げるのではなく、様子を見ながら、市民の声を聞いて慎重に進めていく問題と考えます。

前述の各議員の発言、指摘には大いに賛同できます。

特に清掃工場周辺の住民の理解が得られるかが大きなポイントです。

国は被災がれきは安全だと主張するかもしれませんが、どこまで担保できるかは不透明です。

また安全基準が変わることもよくあることです。

最後に東日本の被災がれきをなぜに遠路はるばる萩まで持ってくるのでしょうか。

輸送コストは国の全額負担とは言え、極めて大きなコストです。

それはすなわち国民負担にもなります。

財政が厳しい折、片や増税、一方ではコストを無視した政策を展開したのでは本末転倒です。

ここは国がリーダーシップを発揮し、被災地を直轄地として買い上げ、そこに被災がれきを集中して処理する施設を建設した方が効率的で、経済的です。被災地の雇用も期待できます。


心情的には、被災がれきを受入れ、復興を手助けしたいとの思いもあります。

これは小生だけではなく、萩市議会の議員みなさんに共通する思いです。


ただ、それを受入れるには、もっと時間をかけて、市民の声に耳を傾けて慎重に判断すべきだというのが結論です。

「NO!」という声が多ければ、被災がれきの受入れをしないというのも、一つの答えです。

posted by ぱわふる at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 山口県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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