2012年05月12日

小出裕章先生へのお願い(タイトル変えました)

関東全域で健康被害広がる〜500件の異変報告から

昨年の7月19日のニュースですが、関東全域で起きている健康被害がわかりやすくまとめられているので転載します。

私自身はここにあげられているより症状がひどく、311後の黒い雨に濡れてからできた大きな疱疹(出血しなかなか治らない)、痛みを伴う広範囲の小さな疱疹、腋の下のリンパの腫れと乳腺の炎症、1カ月間とまらない喘息様発作の他に、下痢と発熱、頭痛、紫斑はしょっちゅうありました。

3月のある夜、窓を開けると金属の味がして、とても怖かったです。それまで他の人が「金属臭がする」「金属の味がする」と言っても本気にしなかったのですが、自分で体験してほんとにぞっとしました。

さらに我が家の愛犬は大量に鼻血を出し、もう一頭は私と同じタイミングで体に疱疹が。311後犬や猫の急死も報告されています。地面に近いところにいるので、より被曝量が大きいのでしょうね。


この頃、尊敬する小出裕章先生から50禁、60禁のお話をうかがって「原発を容認してきた責任をとって汚染された食材を食べなければならないんだ」と思って食べていたことも、あとで考えると内部被曝をひどくしたと思います。

ある年齢以上の人は放射能の感受性が低いというお話も、その頃は信じていました。しかし、高齢になると免疫力も低下するんですね。高齢の方々がばたばたと倒れていってから、私も食べ物に気をつけるようになりました。高齢者も乳幼児も気をつけるべきだったのですね。すべての年齢の方が性別にかかわらず気をつけるべきなのです。

小出裕章先生には事故直後、原発についての詳しい情報を出し続けてくださったこと、永年反原発活動を続けてこられたことで、今も尊敬していますが、この内部被曝の問題は大変重要で、個人差や基礎疾患の有無、アレルギーの有無などが大きく影響し重篤な症状を招くので、是非これからは60禁、50禁、40禁、30禁、20禁、10禁という年齢に応じて食べて責任をとるべきという発言はやめていただきたいと思っています。それを信じて食べて、体調に異常をきたす人がこれ以上でないためにも。

被災地の一次産業を守ると小出先生はおっしゃいますが、汚染された作物を作り続ける生産者さん自身も被曝しています。汚染された場所で汚染された食べ物を作り続けること、またそれを食べることは、原発を廃止するために何のプラスにもなりません。

また「福島の子どもたちを守るために瓦礫を広域処理すべき」と小出先生はおっしゃいますが、福島以外にもたくさんの子どもたちがいて、一次産業があります。すべての子どもたちを守り、奇跡的に汚染が少なくてすんでいるところの一次産業を守るためにも、汚染されたところに今も住んでいる子どもたちやそのご家族、すべての人々を汚染の少ない地域に受け入れるのが守るための一番いい方法ではないでしょうか?

小出先生には是非ご一考いただきたいです。


関東全域で健康被害広がる〜500件の異変報告から
投稿者: ourplanet 投稿日時: 火, 07/19/2011 - 06:40
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1171

福島第一原発事故から4ヶ月。今、福島県や関東全域で、体調の異変を訴える人が増えている。鼻血や下痢、倦怠感ー。OurPlanetTVに寄せられた550件の異変報告を集計すると、子どもに限らず幅広い年代で、普段は見られない症状が出ていることが明らかとなった。
 
寄せられた様々な体の異変

今回集計したのは、6月18日から6月30日までに寄せられた550件を集計したもの。健康に不調を訴えている人は0歳から87歳までと幅広く、平均年齢は30.47歳だった。
 
寄せられた症状の上位を見ると、1位は喉の不調で172件と体調不良を感じた人の3割がこの症状を訴えていた。また、2位の鼻血は106件で2割に上る。しかも、単なる鼻血ではなく、「夜中に鼻血が突然出て止まらない」「ここ何年も鼻血など出したことがなく、ぶつけたわけでもないのに突然鼻血が出た」など、深刻な報告が少なくない。このほか、3位の下痢が97件、4位の倦怠感 が83件、5位のが61件。以下、鼻の痛み・鼻水ー50件、頭痛 ー42件、目の腫れー39件と続く。

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寄せられた内容には「普段は便秘がちなのに下痢が続いた」「喉のイガイガがずっと続いている」など、原因がわからない症状を訴える人が多く、病院に行って検査を受けた人のほぼ全てが、特に異常がないと言われている。
 
また、アトピーなどのアレルギーの悪化や完治していた病気などの再発生理の不調ほくろや紫斑ができるなど、ストレスなどとは到底無関係の症状も多数報告されている。この他、放射能との関連はわからないとしながらも、福島県内の2人の女性から、安定期に流産した、出産直前に死産したなど、胎児に関する報告があった。
 
アンケートの結果を大別すると、鼻血、喉の不調、咳、鼻の痛み・鼻水などの「粘膜系の異変」下痢、倦怠感、頭痛などの免疫力の低下のよる異変」の二つに分けられる。長年、チェルノブイリの子どもたちの保養運動に取り組んできた「チェルノブイリのかけはし」代表の野呂美加さんによると講演会などで母親から質問される子ども達の症状も同様のものが多く、チェルノブイリで汚染された食べ物を食べている子供たちの症状ともそっくりだと話す。
  
チェルノブイリの子ども達が抱える免疫力の低下

野呂さんが活動の拠点として来たベラルーシでは現在、健康な子どもが少なく、100人中98人が何らかの健康障害をもっていると言われているという。子ども達はひとたび免疫力が低下すると大きな病気に発展する虚弱な状態で、長時間の授業にも耐えられないため、授業時間を45分から25分に短縮している場合もある。
 
野呂さんは「放射能の影響というと、がんや白血病ばかりがクローズアップされるが、それはあくまでも頂点であって、その下には、様々な病気や健康を害している人がいる」と指摘。チェルノブイリでは、子どもたちは”病気の花束”を抱いていると言われ、今回のアンケートでも寄せられた「疲れやすい」「アレルギー症状の悪化」「目が腫れる」などといった症状の子どもは非常に多いという。
 
日本では、事故後、鼻血などの症状に対して、多くの医師や研究者が、放射線とは関係ないと因果関係を否定してきた。しかし、2009年にニューヨーク科学アカデミーから発表された報告書『チェルノブイリ――大惨事が人びとと環境におよぼした影響』(Chernobyl: Consequences of the Catastrophe for People and the Environment)の執筆者の一人であるロシアの科学者アレクセイ・ヤブロコフ博士は「鼻血とリンパ腺の腫れは相当程度の被ばくをした兆候である」と警告する。
 
また、北海道がんセンターの院長、西尾正道医師も「これだけ沢山の人が同じ症状を訴えているのであれば、新たな低線量被ばくの臨床症状として医者も認識する必要があるのではないか。」と新しい対応をする必要性を訴える。
 
更に、『内部被ばくの脅威』(ちくま書店)の著書があり、原爆の低量被ばくに関して発言してきた肥田舜太郎医師は、鼻血や下痢は、低量被ばくの最初の症状だとした上で、この症状が必ずしもいつまでも続くのではなく、次第に「ぶらぶら病」と呼ばれる疲れやすい症状がでるようになる。すると、「なまけている」「さぼっている」などと勘違いされ、非常に苦しい状況に追い込まれるケースが少なくないと指摘する。 


地域でみる放射性物質の影響

ところで、喉の不調や鼻血、下痢といった健康上の不調を訴える人は、どの地域に分布しているのだろうか。放射性物質との関連性を推測するために、地域別に集計してみたところ、一番報告が多かった場所は東京都の166件 、次に神奈川県の46件、3番目に千葉の36件と続いた。以下、福島県と埼玉県が33件、茨城県が13件、宮城県が10件となる。

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ただ、東京都は人口が1200万人を超すため、人口200万人の福島県などと数だけで比較することはできない。そこで、人口比率で比較してみたところ、1位は福島となり、2位が東京、3位は千葉という結果となった。インターネットの普及率や各県からのOurPlanetTVへのアクセス数などに一定の誤差はあるだろうが、放射性物質の拡散と体調の異変には、ある程度、関係がある可能性がある。

野呂さんは、チェルノブイリの場合、福島市などの高い線量の地域には人は住んでいなかった。なるべく線量の低い地域に移動すべきとした上で、記録を残すためにも、健康状態に不安がある場合は、必ず医者に見てもらうべきだという。今後、健康障害はますまる広がる可能性があり、広範な地域を対象とした、詳細な疫学調査を行う必要がある。
 
チェルノブイリのかけはし
http://www.kakehashi.or.jp/
チェルノブイリ実態リポート翻訳プロジェクト
http://chernobyl25.blogspot.com/
環境クローズアップ「チェルノブイリ: 百万人の犠牲者」
http://www.universalsubtitles.org/en/videos/zzyKyq4iiV3r/
肥田舜太郎講演「内部被ばくのもたらすもの」

放射能で広がる異変〜子どもたちに何が起きているか

http://www.ustream.tv/recorded/16024835
 
【募集】異変アンケート
311以降の異変をご報告ください。
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1118


 











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2012年05月06日

内部被曝について知っていて欲しいこと

http://kingo999.web.fc2.com/naibu.html
内部被曝について知っていて欲しいこと

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2012年04月30日

山田 真氏(小児科医)「子どもたちの命を守るために」市民と科学者の内部被曝問題研究会・第一回総会シンポジウム4/22(動画・内容書き出し)

http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1822.html



内部被曝研第一回シンポ2012年4月22日


私も個人的には今自分の地域で住んでいるところで測定所を立ち上げるという、
個人的に一台購入いたしまして、使っていていま勉強している最中ですけれども、
買った本人が測定にパソコンをうまく使えないという事で、
測定するよりもまずパソコンに習熟するという事が必要なんで、ちょっと悔しい思いをしているところです。

私も6月以来2回ほど福島に入りました。
それから東京で一度、東京に避難している福島の方の健康相談にもかかわりました。
実情から言いますと、ほとんど診察みたいな事はしていないと、
連れてこられる、ほとんどがお母さんですけれど、
お母さん、お父さんの不安を聞いて、一緒に不安になって、一緒にどうしようかなって言って、
という事の繰り返しをしてきたにすぎないという思いがあります。

実際に行ってみると、
行かなければ「こんな事をやれば」っていえるんですけれども、
現実に行ってみると、思った事がほとんどできないということ、
だから、具体的なものとして現地の人達に答えられないという、辛い状態です。

その一つには、
私は、絶対に疫学調査で必要だと思っています。
私自身は、今福島で何かが起こっているというふうに思っていません。
起こっているのか起こっていないのか分からないとしか言えないところがあります。


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私は個人的には、やっぱり、分からないという事をどれだけ貫けるかっていうことが、
これから運動をどれだけやっていけるかの眼目だと思っているところがありまして、

私はこれまで小児科医になって最初に関わったのが森永のヒ素ミルク中毒という事件で、
この被害者の人達と今まで40年位付き合ってきました。
水俣病の患者さん達が?に座りこまれる時に医師団として入った時から、
一応今までずっと見てきました。
今になっても、たとえば森永ミルク中毒ってどういう病気だったか?といわれるとよく分かりません。
ただ、40年前にいろいろ心配しました。
赤ちゃんがヒ素を飲むというような、あり得ない事が起こってしまって、
それで結局何にもない。
その時も必死になって文献を探しましたけれども、
ヒ素を飲んだことなんてないものですから、全く何も分からないという。
で、随分たとえば発がんするのではないかと心配しましたが、
40年経ってみて、特になにもなかった、幸いなにもなかったという事が言えるのですけども、
しかしたとえば水俣については、今でもよく病状すら分かっていない。
水俣病というものがどういう病気なのかという事を
たとえば本当に症状が少ない人の範囲まで、言ってもよく分かりませんし、
被災についても分かっていない。
被災地がどの位の範囲にあったのかという事も分かっておりませんし、
それから、これだけ長い間時間が経っていながら疫学調査が全く行われていないという事もあります。
水俣でさえそうだった。

福島に比べればずっと地域も限定できるし、
ある程度病巣も分かりやすいものであるにもかかわらず、殆ど調査がされてこなかったという事があって、
それで私達が今、ベラルーシやウクライナの方達の様子を見ていても、
日本よりもよっぽどちゃんとした調査が出来ていると、
1年経った今できないと、これから先いつできるのかよく分かりませんけども、
たとえば色々、そのいろんな地域の資料を頂いた時に、こちらから返せる資料が何にもないということですね。
非常に個別に、たとえばある医者が診て、どういう感じだ。とか、
あるいは20人30人ぐらいの規模の調査で出てきたものとかいうものであって、
実際には、たとえばパンダジェフスキーかなんかがやっている研究みたいなものは
高線量の地域と、中線量の地域と低い地域と、いくつかの地域に分けて、
それでやっぱり何万人という数で調査をして、それで差が出たとかなんかという事で、
それで被ばくの実態がつかめる。


要するに少数の人をやってみてもほとんどなにもわからないという状態ですね。
で、私のところにはそういう疫学調査がされないという事で、
沢山の方々から毎日のように資料が送られてきます。


で、あのー、なんていうかな・・
こういう状態ですから、いま、こういう検査をする機関も検査をすれば収入になるんだと思うんですけれども、
検査だけして、何にもそのコメントを付けない。

あるいは、いい加減に「放射能の影響はない」というコメントを付けて返ってくるというようなことがあって、
「検査を受けたんだけれども、この検査は大丈夫だろうか?」という事で
私のところへまた送られてくるという状況です。

で、非常に沢山の検査がされている。
個人のレベルでは沢山の検査がされて、それがほとんど全部無駄になっていると思うのです。

個人については、私は今のところ福島でホールボディカウンターで測ってみて初めてわかる事ですけれども、
やっぱり、許容量などは分からないという事です。

それからどのくらいのセシウムがある人が、将来どのようになるか?っていうことを、
推測できるだけのデータを私たちは持っていないという事があります


食品も、私も自分のところでも測定をいたしましたし、
一応ですから、先程大沼さんがやられたのがよく分かるんですけれども、
あれは食品の測定にかかわった事がない方だと、ほとんど分からないだろうと、
スペクトルの見方やなんかが分からないだろうと思うんですが、
私は幸いわかるんですけれども、分かって見ると大沼さんが言われたように、
どこかで基準を作って、それでご本人に
「この基準に比べれば低いから安心だ」とかなんか、言ってあげたいんですが、
実はやっぱり、無いんだと思うんですね。

それはそれに個人的に感受性が違うという事も含めて、やっぱりそれは許容量というような事は言えないと。
わたしはいろんなところで、それはそうだろうという話を、
たとえば添加物はどれ位飲んだら大丈夫かなんて言わないし、
農薬をどれぐらいとったら大丈夫で、どれ位までは農薬があってもいいなんて、
普通言わないだろう?と。


ついこの間、紫外線の事が問題になっていたけれども、
その時にたとえば一日に浴びる紫外線の量はどの位だ?なんていう話は話題にもならなかった。

・・・っていう事は、それは全て、少なければ少ないほどいいのであって、
「どこから安全」という基準は本来決められないんだと。


何か特別な事情があって、やむを得ず取らざるを得ないから決めるものであって、
それはかなり主観的なものであり、恣意的なものである。
バイアスのかかったものであるという事を考慮しておかなきゃいけないので、
これは私たちが相談を受ければ受けるほど、測れば測るほど分からなくなる
特に内部被ばくについては、今内部被ばくのどれぐらいの  にきているかという事を正しく知ることは
わたしたちは持ち合わせていないという事ですね。
そういう意味ではこういう危険性も分からない、
はっきり分からないものについて、それを浴びてしまうような可能性のある、原発のようなものを
作ってしまう事がそもそも間違いである。


最初からやっぱり、何かが起こった時には、おそらく対応のしようがないだろうと言っていたんですよね。
ですから実際に起こってしまったら、対応のしようがないということであって、
私達ができる事は本当に見守ることでしかないということですから、
とにかく早く疫学調査ができるような体制を、これはもう、国に求めてやらせるしかないので、
きちんとした疫学調査をやらせて、それを、その調査の結果は私達にオープンにすると。
全てのデータをオープンにするという事をやらせるという事がまず第一の事だというふうに思います。


それから、私は、障害を持った子どもの親でして、障害者の人達の運動にもかかわってきたので、
え、あの・・非常にこう、こういう事にかかわるのがジレンマになる事が、あの、あるのです。

エコロジーの運動、環境運動というのは、
時に優生思想にからめとられるというふうにいわれていて、
ま、ご存知かもしれませんけれども、ヒットラーという人は非常に正しい生活をした人で、
禁欲的で煙草も吸わない、お酒も飲まない、それから野菜しか食べないとか、
ものすごく清潔にした人で、それが行き過ぎると、
ああいう事になってしまうというふうに言われているんですけれども、

あのー、こういうなかで、たとえば被害の状況というものを、あの・・・いろいろ知りたいわけですけれども、
たとえば、え・・・放射能のせいで障害児が生まれるとか、
あるいは「奇形」といった言葉は障害を持った子どもの親から見れば使って欲しくない言葉なんですけれども、
あの、やっぱり、どうしても障害を持った子どもが生まれたら大変だっていうような話が出てきてしまう。
その時にやっぱり、障害を持った子の親というのは、
障害を持った子をあんまり特別だと思っていない人が多いので、
その・・・そういうふうな言い方はして欲しくないという気持ちが、あの、あります。


で、実際には、だから、私達がこういう運動をやっていくうえでは、
やっぱりその放射線による被害というようなことを強調しなければならない訳ですけれども、
その事が病気や障害を持った人にとって、
傷つくことにならないような配慮という事を、こういう場所でみなさんに、
え・・気を付けておいていただきたいという気持ちがあります。
そういう意味でも、運動の難しさという事を特に感じているというところです。


で、福島の相談会の状況で言いますと、
実際には私も福島の小学校の養護教員の先生とかに時々電話して、子どもたちの状況を聞いていますけれども、
「元気だよ、大丈夫だよ」というふうに、割合言われてしまう事が多いのです。
で、私がその大丈夫だとか元気だとか言われるのが、ちょっときついところがあって、
やっぱり、「我慢しているのではないか」
「言い出せなくなっているのではないか」というふうに思うところがあります。、


本当に、福島の今の状態はもう7月ぐらいからそうでしたけれども、
殆どが戒厳令の状態にあって「自由にものが言えない」ということになっています。
たとえば医師会なんかの動きでも、福島の医師会はかなり特別なんだと思いますけれども、


現実には、今福島市をおさえるという事が、県や国の目標になっているんだろうと思うんですけれども、
えっと「福島市内は大丈夫だ」ということで、
実際に私も渡利地区というような今話題になっているところに行ってみましたけれども、
これはもう本当に大変な汚染量であって、


2月に私のところに相談に来られた渡利地区のおじいちゃんは、
「ずっと家の中を毎日のように線量を測っているんだけれども、
家の中でですね、庭とかの中には20マイクロシーベルト位あるところがある」といわれて、
「えええーっ!」というふうに思いましたけれども、
それで、「そんな地獄のようなところに孫と二人で住んでいて、自分が甲斐性がないために」というふうに
嘆かれたんですけれども、
あの、本当に大変な線量の中で生きておられます。


もう、そういうふうになると、やっぱりそういう事を気にしていたら生きていけないので、
「もう気にしない」とか、そういうふに決めてしまったのではないかと思う人が多いんですね。


だから、・・・なんていうのかな、
一般的な健康調査なんかをやると、
むしろ福島なんかのほうが、「何でもない」と答える人が多いのかもしれない。


でも、しかし、その「何でもない」という事で、
もう「将来も大丈夫だ」といわれてしまえば非常に恐ろしい事ですから、
その「何でもない」という事が、将来の「大丈夫だ」という事を保証するのではないのだという事も
是非知ってほしいと思いながら、わたしたちもかかわっていますけれども、
現実には相談会に来られる方は、だんだん少なくなっています。


結局、あの・・相談しても、何にもそれで得られるものがないからではないかというふうに、
わたしたちはすごく重い気分でいます。


それから東京でも相談会というのをやりましたけれども、
今度は本当に、東京ではですね、もっと相談会にこられる方が多いんだと思ったんですけれども非常に少なくて、
それは、やっぱり多くの避難の方が、福島出身だという事で差別を受けるという心配があって、
これはおそらく被ばくした人達、広島で被爆した人達が、様々な差別やなんかを受けながら、
ひっそりと隠れて生きてこられたというような事を知っていてそう言われるのではなくて、


直観的に、やっぱりこれから生きていくうえでどんな事が起こりそうかという事が
分かるのではないかというふうに思います。
そういう意味で、やっぱり現実にいろんな地域で
避難された方へのいろんな差別が起こっているという事も確かなようですし、
だからそういう事を恐れて、非常に名乗りにくくなっていると。


そういう中で、そういう人たちと各地域で、これは時間をかけてもコミュニケーションが必要だと思いますけれども、
さまざまなコミュニケーションが作られていくということで、
全ての方に対して、何らかの私達ができる範囲で対応ができればというふうに思っております。



posted by ぱわふる at 17:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 内部被曝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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